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​祈りのかたち

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降霜の早朝 寒さの中の透き通った風景

神社をお参りする 静けさの中の柏手の音

宿泊ホテルの部屋に入った瞬間 洗い立てのシーツの香り・・・・

それらを感じた瞬間に背筋が伸びるような凛とした気持ちになります

破魔弓を飾ったとき 部屋が凛とした空気に一変

一瞬にして異空間へと誘う造形美

心に残る それぞれのストーリーを・・・・

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しずやしず しずのおだまき 繰り返し

        むかしも今に なすよしもがな

嫁ぐ前夜に父と一緒に見た大河ドラマで静御前が舞うワンシーン

厳格な父の初めて見た涙でした

​娘が産まれ 両親と一緒に選んだ「男舞」の羽子板

あの夜の父の涙を思い出したのと

私が産まれた時も両親は今の私と同じように

慈しんでくれたのだと幸せな気持ちになりました

娘の健やかな成長への願いと 嫁ぐ私を案じ 想いを重ねたあの時の父の涙

そして両親への感謝の想いが重なり合った​羽子板飾りになりました

思い出に残る それぞれのストーリーを・・・・

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ある日 老夫婦が少し寂しげに店内に入ってこられました

甲冑飾りを一通り見られて気に留められた甲冑が「白絲褄取縅之大鎧」でした

 

この鎧は別名「卯の花縅」とよばれ美しい白絲の縅使いが特徴です

 

お客様の敷地を取り囲む垣根 五月には美しい卯の花を咲かせます

 

遠くに嫁いだ娘に この鎧を飾るころ

実家の垣根に咲く卯の花を思い出してほしいと

この鎧を選ばれました

 

お孫さんの健やかな成長への願いと 遠くに嫁いだ娘を案じる

両方の想いを白絲に編み込んだ鎧飾になりました

想いが残る それぞれのストーリーを・・・・

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母に教わった 春の迎え方

  今度は私が 伝えます・・・・・

 

梅が咲き始めるころ 母が雛人形を飾る姿を眺めた幼いころ

母とおそろいの白い手袋で一緒に飾った小学生のころ

 

学校から帰ると変わらぬ佇まいで迎えてくれた雛人形

そのあたたかな光景は大人になったいまでも

 

娘が出来た今 母と同じように 私も雛人形を飾ります

記憶に残る それぞれのストーリーを・・・・

祈りのかたち
​節句・年中行事の飾り

コンセプトは【生まれて初めて触れるアート】

飾るたび、家族の記憶に静かに寄り添う。
節句飾りは、子どもの健やかな成長を願う、日本の美しい風習です。
桂雛では、雛人形・五月人形(兜・鎧飾り)・羽子板飾り・破魔弓飾りの

すべてにおいて、伝統の技法と上質な素材を用い、

一つひとつ手仕事で丁寧に仕立てています。

時を重ねても色褪せることなく、節句のたびに記憶と想いを結び直す——
そんな品格とあたたかさを宿した飾りを、

皆様の暮らしへお届けいたします。

文化を愛でるという選択

雅やかな色彩としつらえに触れ、家族で祝い、未来へ受け継ぐ——

初めての文化体験を、愛でる喜びに変える選択。

アート

生まれて初めて触れる雅

​雛人形

生まれて初めて触れる匠

アート

五月人形

文化を讃えるという選択

匠の技と力強い造形に込められた願いを讃え、健やかな成長を祈る——

誇りと伝統を暮らしに迎える選択。

生まれて初めて触れる粋

アート

​羽子板

文化を彩るという選択

新年を寿ぐ鮮やかな色柄と粋な意匠で、日常に晴れやかさを添える——

季節を彩る文化を手にする選択。

文化を守るという選択

厄を祓い、健やかな日々を願う矢のしつらえ。暮らしと心を守る——

力強く、凛とした文化を迎える選択。

生まれて初めて触れる技

アート

破魔弓

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